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今日の読書 無菌病棟より愛をこめて/加納朋子

2010年に急性白血病だと告知された加納朋子が、白血病だと分かるまでから骨髄移植をして寛解し退院するまでの闘病記になります。

白血病であった事は、復帰以降に書かれた作品のあとがきに書かれているのを読んで知り、その時に闘病記としてまとめられているというのを知っていたのですが、治っていると分かっていても闘病記を読むのはなかなか重たそうだな避けていたのですが、このご時世ですので無菌病棟という存在そのものが気になってしまうというのもあったり、治療が成功するという実話というものを読みたい欲求もあり手を出しました。

白血病と分かるまでは極度の貧血だと思って半年くらい調子が悪かったというところから、あまりの血液検査の結果、数値がおかしいという所でより詳しい検査をしたら判明したというものになっていますが、分かりやすくこの症状だから白血病となるわけでは無いんだなというのが改めて怖いところになりますかね。

そこから入院生活、転んでもただでは起きない作家精神で、日記として書いていく事になるのですが、個人的には入院生活が思いの外自由なんだなというのがありますね。

パソコンを持ち込んでいたり、まだ当時スマホが普及する前ですのでワンセグでテレビを見ていたり、差し入れに制限があるとはいえ、結構色々と食べ物を買ってきてもらっては食べていたりと、これは私の知っている入院とは違うなと思ったり。

酷い症状に苦しめられている時間も多いのですが、最初のうちは太りすぎないように気にしていたり、ストレッチをしたり筋肉が減りすぎないように気を使っていたり、白血病ってここまで色々と出来るんだと思わざるを得ない、闘病記である事は間違いないですし、決して楽そうではないのですが、これは回りに元気だと思われるなというくらい、思っていた闘病記とも違うというものですね。

そして2010年の事ですので、改めて読むとその時の時事ネタというのも懐かしめるという意味で、間を置いて読んだ意味もあったなというのは、この年東海大相模がエース一二三がいて強かった時だと思い出したことですかね。

退院後2011年が来てしまうわけで、少しとはいえ3.11にも触れられていたりするので、こんなご時世だからこそあえて読むのも良いのかもしれないと改めて思いました。

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ジャンル : 小説・文学

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