今日の読書 エラリー・クイーンの国際事件簿/エラリー・クイーン
世界各地へ探偵エラリー・クイーンが出向き、そこで起こった事件を取材するという形で進む犯罪小説集になります。
エラリー・クイーンが世界を回ると言うことで、その地域性や特殊性も紹介するような形にしていて、戦後の日本が出て来たり、今は亡きユーゴスラビアが出て来たり、アメリカの小説としては珍しい国も多々出て来ていて、今ほど情報が溢れている時代では無い当時の視点というのも楽しめるものになっています。
エラリー・クイーンが登場するものだけではなく、後半は事件録としてアメリカで起きた事件について小説風にまとめているものになり、実際に起きた事件をまとめたものという解説がないと小説なのか元ネタありきなのかわからないというのが若干困りものではありますね。
全編ショートショート扱いにしてもいいくらに短く、細切れにして気軽に読めるという細かな空き時間がある時向けになっているので、そういう人は好んで手を出しやすいでしょうね。


エラリー・クイーンの国際事件簿 (創元推理文庫)
エラリー・クイーンが世界を回ると言うことで、その地域性や特殊性も紹介するような形にしていて、戦後の日本が出て来たり、今は亡きユーゴスラビアが出て来たり、アメリカの小説としては珍しい国も多々出て来ていて、今ほど情報が溢れている時代では無い当時の視点というのも楽しめるものになっています。
エラリー・クイーンが登場するものだけではなく、後半は事件録としてアメリカで起きた事件について小説風にまとめているものになり、実際に起きた事件をまとめたものという解説がないと小説なのか元ネタありきなのかわからないというのが若干困りものではありますね。
全編ショートショート扱いにしてもいいくらに短く、細切れにして気軽に読めるという細かな空き時間がある時向けになっているので、そういう人は好んで手を出しやすいでしょうね。
エラリー・クイーンの国際事件簿 (創元推理文庫)
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