今日の読書 さよなら願いごと/大崎梢
神奈川県西部の田舎町で少女が殺される事件が起きた。
その事件のあった街で生活する小学生、中学生、高校生の3人の少女が事件と繋がっていくという物語となります。
章ごとに3人の少女が中心となった話になっていて、それぞれがどう関わりがあるのかなかなか分からず、これはこう繋がっているのかと考えながら進まないといけないものになっていて多少混乱するところもあるのですが、小説だからこそ出来る表現手法となっていて、ある程度ミステリー小説を読んできた人ならば、これはどのパターンなのかというような推測込みで楽しめるものになっていますし、あまり読んでいない人ならば、これが小説だからこその楽しみ方なのだと知ることにもなり幅広く楽しめると思います。
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