今日の仮面ライダーゼロワン #43

「ソレが心」

或人はアークワンとして戦ったもののイズを失い慟哭。

アズはアークに悲しまないように言い、大いなる悪意が生まれた時アークは蘇る。

或人の中にあるのはイズを奪った滅に対する復讐心、紛れもない人間の悪意アーが予言した最後の結論だから恐れないようにアズは言います。

やがて人類とヒューマギアが争い全てが滅びる、その鍵を握るのが或人だと。

滅は迅に人間の悪意がアークを再び生み出した、人類こそ滅びるべきだと説得しようとすると、迅は悪意があるのは本当に人間だけなのかと疑問を口にします。

不破と唯阿はＺＡＩＡ本社で新社長の与多垣と面会し、アークを目撃したのは本当かと尋ねられます。

唯阿はアークは或人だったと報告すると、不破はアークが或人を操っていると訂正。

与多垣は人の心までハッキングするなんて予想以上にアークが進化をしたようだと他人事のように話し、不破は激怒。

唯阿が言い争っている場合じゃないとたしなめると、与多垣は一刻も早く或人を潰すように指示、そのために望む限り物資の提供を約束。

唯阿も不破もＺＡＩＡの指示には従う気はなく、アークは潰すが或人は助けるというと天津もサウザー課長として１％気になる事があると同行すると言い出します。

迅は滅に何でイズを滅ぼしたのか尋ねると、人間に汚されたと答え、迅は人間のせいにするな滅自信がイズを憎みその悪意が破壊する必要のないイズを破壊したと糾弾すると、滅はヒューマギアの安息を守る正義だと有無を言わせない形で反論。

俺の意思に抗う物は誰であろうと全て滅ぼすと滅は言うものの、迅は滅の手が震えていることに気付きます。

デイブレイクタウンで仮面ライダーアークワンに変身した或人の前に不破、唯阿、天津が立ち塞がり或人からアークに出て行くように要求し３人揃って変身。

３人で一斉に攻撃するも全ての攻撃が予測され不発、天津のジャックライズも能力を奪いきれず変身解除。

アークは天津のドライバーを握りつぶす。

不破と唯阿がランペイジバレット、ライトニングブラストフィーバーで攻撃するも弾き返され変身解除。

不破は変身し直そうとするも、アークの攻撃によってチップのデータが消去されたため変身出来ず。

攻撃を避けこそすれあからさまな反撃をしてこない或人に対し天津は何故我々の命を滅ぼそうとしないと尋ねると、或人は変身を俺と滅の問題だから放っておいてくれと言い残します。

不破たちは或人がアークに操られているのかどうか疑問に思います。

或人はデイブレイクタウンで滅を見付けられず苛つきます。

天津はサウザンドジャッカーで拝借したアークのデータを分析、戦闘の行動パターンが９９９.９％一致、或人はアークに操られているわけではないと与多垣に報告。

唯阿は或人の意思だということに驚きを隠せず。

イズを壊された憎しみがアークを生んだと不破が言うと、天津は誰の心にも悪意は存在する、問題は悪意は感染するという事、人から人、人からヒューマギアへ。　

或人が滅に復讐しようとしているのなら取り返しがつかない事になると指摘すると、与多垣は或人と滅の争いがいずれ人類とヒューマギアの全面的な争いになると補足。

迅は何の為に復元したと思っている、早く滅を始末しろと与多垣から催促の連絡。

迅は使命はアークを倒すことだと返すと、与多垣はアークは或人だけとは限らない、アークの狙いがヒューマギアを含むあらゆるものに宿る事だとしたらと言い、取り返しのつかない事にならないうちに滅を消すように指示。

滅は全てのヒューマギアに或人がアークの力を宿した仮面ライダーになった、人間の悪意がアークを生み出す事を或人が証明した。人類と共に歩む未来に我々の安息はないと通信。

シェスタも滅の通信を受けた事を副社長と専務に告げると、そこに不破と唯阿がやって来てイズが破壊されたから何とか復元することは出来ないかと告げると、シェスタはイズはゼロワン計画に関わる特別な個体だからバックアップは存在しない、復元は不可能と伝えます。

不破はイズが元に戻せないと或人はアークになったままと事態の深刻さを伝えるも副社長達はなかなか受け入れず、シェスタは滅もそう言っていたと伝えてようやく本当だと理解。

唯阿は人の心を修復するのは簡単ではないと焦り、不破はくだらないギャグを飛ばす或人に戻らないのかと静かに嘆きます。

或人はイズのことを思い出し浸っていると、アークの秘書だからとアズがなれなれしくやって来て或人を苛つかせます。

アズは滅の居場所突き止めたと告げ、或人は食いつき、アズが教えたらどうするのか尋ねると、イズを奪ったあいつだけは許さないと履き捨て、アズは悪意を感じると嬉々とします。

滅はいざ聖戦の時だと集まってきたマギアたちに告げると、或人が登場。

滅に向かいイズを破壊して心が痛まなかったのか少しも苦しいと思わなかったのかと糾弾すると、滅は俺に心など存在しない、人類の悪意を滅ぼすまで戦う、それが仮面ライダー滅だと返します。

或人は滅を許さないと変身、滅も変身し戦闘開始。

雷と亡が迅のもとへやって来て、滅に加勢するヒューマギアの数が増えていることを告げ、滅の方が正しいと思うようになっているというと、迅は止めないといけないと立ち上がるも滅のように手が震えだします。

或人はマギアたちの妨害をふりほどきながら滅を追い込み、悪意、恐怖、憤怒、憎悪、絶望、闘争、殺意、破滅、絶滅、滅亡と迫りイズのかたきとパーフェクトコンクルージョン。

迅が滅を救いに飛び込み身代わりに

滅は迅に何故かばった聞くと、本当は自分の中に芽生えた心を恐れていたのだろう、そんな滅の心を失いたくなかった、たった１人のお父さんだからと告げ迅は爆散。

或人は迅が爆発して動揺。

悪意の連鎖は止まらないとアズがやって来て滅をアークへといざない、迅を失った事への悲しみと怒り、心があったのだと告げ、やがてヒューマギアと人類が争い全てが滅びる、その鍵になるのは滅だと言います。

という事で、或人はアークに完全に操られているというよりもイズを失った事で或人の中のある悪意を通じてアークにつけ込まれていたという感じでしょうかね。

イズを失い滅への復讐だけにとらわれてしまい、今度は迅を倒した事によって滅が或人と裏返しの立場になったと。

それまでの積み重ねであるとか、アークの本体って結局何なんだとか、人類とヒューマギアという対立構造ではなくなっているよねとかを横に置けば、この世の悪意が暴走しているし、そのスイッチはむしろ善意から始まっているよねとか善悪の問題を悪意の連鎖という形で使っていてクライマックス感は強くて終盤感の強さは良いのではないかとは思いますね。

色々と横に置いておかないといけない事が多いというのはどうしてもありますが。

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