今日の読書 修羅の家/我孫子武丸
かつては裕福だった家庭が悪魔に乗っ取られ、地獄のような環境で家族として生かされていた。
やつれた初恋の女性を発見した区役所で働く男は、その生活実態を知ってしまい何とか救い出そうとするがという話になります。
胸くそが悪くなるような話であり、ここから救い出せるような状況が想像出来ないところからそのままバッドエンドになるのかどうかという緊張感が強すぎる作品になります。
帯に筆者の初期作品であり、相当な衝撃作でもある『殺戮にいたる病』と比べられていましたが、比べたくなるのも分かるだけのなかなかの重たい作品ですね。
正直『殺戮にいたる病』の細かい所は覚えていないのですけれども、本格ミステリを読み始めの頃にこういうのもあるのかという衝撃を受けたことだけは鮮明に覚えていて、読み進めながらそういう事なんだなと改めて思う次第ですし、ミステリー小説はネタバレ無しに紹介しようとする事が基本難しいよねと。
やつれた初恋の女性を発見した区役所で働く男は、その生活実態を知ってしまい何とか救い出そうとするがという話になります。
胸くそが悪くなるような話であり、ここから救い出せるような状況が想像出来ないところからそのままバッドエンドになるのかどうかという緊張感が強すぎる作品になります。
帯に筆者の初期作品であり、相当な衝撃作でもある『殺戮にいたる病』と比べられていましたが、比べたくなるのも分かるだけのなかなかの重たい作品ですね。
正直『殺戮にいたる病』の細かい所は覚えていないのですけれども、本格ミステリを読み始めの頃にこういうのもあるのかという衝撃を受けたことだけは鮮明に覚えていて、読み進めながらそういう事なんだなと改めて思う次第ですし、ミステリー小説はネタバレ無しに紹介しようとする事が基本難しいよねと。
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