今日の読書 難事件カフェ２／似鳥鶏

『パティシエの秘密推理　お召し上がりは容疑者から』が『難事件カフェ』と解題されて今回がシリーズ２作目になります。

家業の喫茶店を父が亡くなった後そのまま継いだ兄と、警察を突然やめてパティシエとなった弟の２人が非公式に警察から事件解決を依頼されれ、事件の真相にたどり着いた弟が解決のためにスイーツを作って解決するというシリーズ物ならではのお約束の短編３つと、それぞれの話の前後に差し挟まれる縦軸となるものとで構成されています。

利き腕が右か左かというものが絡んでくる、ミステリ定番のネタもあるのですが、ものによって使う手が変わる二兎を追う者は一兎をも得ず型の両利きの自分としてはどういう扱いにされるのか？というのは毎回考えてしまうというのは自分の癖だなと改めて思う事なりました。

このシリーズは比較的続けやすそうだなと思いましたが、７年空いていたりはするんですよね。

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難事件カフェ　2 （光文社文庫） [ 似鳥鶏 ]