今日の読書 スーツアクター探偵の事件簿／大倉崇裕

怪獣のスーツアクターをやるというこだわりを持ったスーツアクター志望の樺島と、スーツアクターという存在も知らなければ、特撮作品も全く知らないにもかかわらず、ひょんな事からスーツアクターをこなしてしまった太田、食うや食わずやの貧乏コンビが撮影所で起きた事件を解決するために探偵のまねごとから初めて解決するという変わり種職業でネタ要素強めのミステリー小説になります。

特撮作品好きですが、怪獣ものよりもヒーローものが好きなので、怪獣役にこだわるというのが個人的に寂しくもありますが、怪獣系のスーツアクターだからこそ成り立つ話であったりするので、話を成り立たせるためにもこれが正解なんだろうと思えたりもしますね。

特撮作品が好きだけれども、ミステリー小説はあまり読まないというような人でたまには小説でもとなった時に手を出すのに向いているかもしれないですね。

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スーツアクター探偵の事件簿 [ 大倉崇裕 ]