今日のNBAドラフトと付随したトレード
NBAは本日ドラフト会議があり、選手が指名されたと同時に色々と動いていて、正直現段階で把握しきるのは困難だなとは思いますが。
公式のドラフト結果を見ながらの雑感ですが、何よりも我らがオーランド・マジックの結果。
5位指名でジェイレン・サッッグス、8位指名でフランツ・ワグナ-。
33位指名でジェイソン・プリーストンを指名しクリッパーズの2026年の2巡目指名権と金と交換という事で2名の新人を獲得する事になりました。
事前予想ではスコッティ・バーンズがわりと5位なんじゃないかとなっていましたが、ラプターズが指名し4位予想されていたサッグスを拾った事になりますね。
ラプターズはディフェンシブなフォワードはOGアノービー、パスカル・シアカムといて、なおかつPGはカイル・ラウリーが優勝狙うチームが引っぱろうとしている説も強いですし、借りにそうでないにしても後釜としてサッグスは願ったり叶ったりなんじゃないかなというようには思っていたので予想外でしたね。
ゴンザガ大出身のPGというだけで、個人的にサッグスへ期待が大きくなってしまいますが、兼用ガードSG寄りという評価をしているところもあるようですね。
怪我がちPGのマーケル・フルツが戻って来てもサッグスは3pもありそうなので同時起用も出来そうかなと。
そして8位指名はドイツ代表で現在日本でオリンピックに出場している我らがモリッツ・ワグナーの弟フランツ・ワグナーとなりました。
ジョナサン・アイザック、オキキといる中でディフェンスの評価の高いフォワードの指名ですが、スコッティ・バーンズを指名せずにサッグスとなったので、ポジションの被り具合は軽減されていて、2人が怪我がちと考えるとこのポジションに1人補強するのは理にかなっているので、これはサッグス指名の影響でしょう、これでお兄ちゃんのモリッツがマジックに残るのかどうかというのは興味がありますね。
なにせ、センターも怪我がちなのでワグナーはそれに比べれば丈夫さの計算はたちそうですし。
他のチームの指名、ピストンズは1位にケイド・カニンガムとガチガチ予想通り、長身PGも当たり前になった昨今、それを危惧されることも無くなりましたし当然でしょうと。
ロケッツはジェイレン・グリーン、グリーンも3位までにはいなくなると予想されていたので、あとはガードが欲しいかセンターが欲しいかで3位のエヴァン・モブリーとどっちをとるかみたいな扱いですよね。
ロケッツはそれでグリーンを選んだと、グリーンが成功するかどうかGリーグが高卒で即座にプロになりたいアメリカ人の受け皿になったという事の成否を占う事になりそうですね。
まぁ高卒で即NBA入りを封じた事の本音は失敗した選手云々よりも大学バスケの圧力でしょうからねぇ…
キャブスはセンターが残っていた方がちょうど良かったかなとは思います。
6位のサンダーはオーストラリアの大型PGジョシュ・ギディー、事前予想はもう少し下とされていましたが、カニンガムを指名したかったという思いが強すぎて大型PGにしか目が行かなかった説もあるとか?
7位のウォリアーズはマジックの5位指名候補にもあがっていたジョナサン・クミンガ、粗削り具合がどれほど荒いのかというのが未知数なので、スコッティ・バーンズとクミンガだとバーンズの方が良いなぁという希望を抱いていたのですが、マジック以上に勝たないといけないチームで未完の大器ぶりをどこまで我慢してもらえるか、主力陣に美味く引き上げてもらえるかどうかになりそうですね。
10位でペリカンズが指名したジアイレ・ウィリアムス、スタンフォード大というだけで勝手にインテリ系ブルーカラーと決めつけたりしますが、カタカナ表記ならともかくアルファベット表記だとザイオン・ウィリアムソンと紛らわしいので、2人がフォワードでスターターになるような試合というのは困るなって。
15位でウィザーズがコリー・キスパートを指名、ゴンザガ大という事で八村の後輩という事でも注目されそうかなと。
本日決ったトレードから気になった所というか、公式でもこれが正式決定なのかよく分からない物もあったので、一部だけ。
レイカーズがウィザーズからラッセル・ウェストブルックと24年ドラフト1巡目指名権、28年2寸目指名権獲得
ウィザーズがレイカーズからカイル・クズマ、ケンタビアス・コールドウェル・ポープ、モンテレズ・ハレル、22位指名権獲得。
ウェストブルックのトレード説は出ていましたが、レイカーズに決りました、レイカーズはこの影響でレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスとの3人以外はどうするんだろうという事になりますし、レブロンとウェストブルックがどう分担するのかなというのもありますね。
ウィザーズは原形なくなるまでいじりそうなので、現段階でどう評価すればいいのか分からず、ただブラッドリー・ビールとともに超高額契約ガードを崩せたので身動きはとりやすくなったなって。
キャブスがウルブスからリッキー・ルビオ獲得
ウルブスがキャブスからトーリアン・プリンス22年ドラフト2巡目指名権と金を獲得
ウルブスではいまひとつでしたが、スペイン代表で絶賛シュート率上昇中のルビオがキャブスに移籍となりました、キャブスはコリン・セクストン、ダリアス・ガーランドとPG2人でガードを組ませていて共に主要スタッツは派手な事になっていますが勝利には結びつかず、ここにベテランPGのルビオを入れるということは、これはセクストンかガーランドのどちらかは動かす目処が立ったということになるのでしょうかね?
サンズはネッツからランドリー・シャメットを獲得
ネッツはサンズからジェヴォン・カーターと29位指名権を獲得
ホーネッツがピストンズからメイソン・プラムリーと37位指名権獲得
ピストンズは57位指名権獲得
ホーネッツがプラムリーの補強というのは良いのですが、ピストンズはプラムリーをこんな厄介払いみたいなトレードを何でしたのかよく分からない…
公式のドラフト結果を見ながらの雑感ですが、何よりも我らがオーランド・マジックの結果。
5位指名でジェイレン・サッッグス、8位指名でフランツ・ワグナ-。
33位指名でジェイソン・プリーストンを指名しクリッパーズの2026年の2巡目指名権と金と交換という事で2名の新人を獲得する事になりました。
事前予想ではスコッティ・バーンズがわりと5位なんじゃないかとなっていましたが、ラプターズが指名し4位予想されていたサッグスを拾った事になりますね。
ラプターズはディフェンシブなフォワードはOGアノービー、パスカル・シアカムといて、なおかつPGはカイル・ラウリーが優勝狙うチームが引っぱろうとしている説も強いですし、借りにそうでないにしても後釜としてサッグスは願ったり叶ったりなんじゃないかなというようには思っていたので予想外でしたね。
ゴンザガ大出身のPGというだけで、個人的にサッグスへ期待が大きくなってしまいますが、兼用ガードSG寄りという評価をしているところもあるようですね。
怪我がちPGのマーケル・フルツが戻って来てもサッグスは3pもありそうなので同時起用も出来そうかなと。
そして8位指名はドイツ代表で現在日本でオリンピックに出場している我らがモリッツ・ワグナーの弟フランツ・ワグナーとなりました。
ジョナサン・アイザック、オキキといる中でディフェンスの評価の高いフォワードの指名ですが、スコッティ・バーンズを指名せずにサッグスとなったので、ポジションの被り具合は軽減されていて、2人が怪我がちと考えるとこのポジションに1人補強するのは理にかなっているので、これはサッグス指名の影響でしょう、これでお兄ちゃんのモリッツがマジックに残るのかどうかというのは興味がありますね。
なにせ、センターも怪我がちなのでワグナーはそれに比べれば丈夫さの計算はたちそうですし。
他のチームの指名、ピストンズは1位にケイド・カニンガムとガチガチ予想通り、長身PGも当たり前になった昨今、それを危惧されることも無くなりましたし当然でしょうと。
ロケッツはジェイレン・グリーン、グリーンも3位までにはいなくなると予想されていたので、あとはガードが欲しいかセンターが欲しいかで3位のエヴァン・モブリーとどっちをとるかみたいな扱いですよね。
ロケッツはそれでグリーンを選んだと、グリーンが成功するかどうかGリーグが高卒で即座にプロになりたいアメリカ人の受け皿になったという事の成否を占う事になりそうですね。
まぁ高卒で即NBA入りを封じた事の本音は失敗した選手云々よりも大学バスケの圧力でしょうからねぇ…
キャブスはセンターが残っていた方がちょうど良かったかなとは思います。
6位のサンダーはオーストラリアの大型PGジョシュ・ギディー、事前予想はもう少し下とされていましたが、カニンガムを指名したかったという思いが強すぎて大型PGにしか目が行かなかった説もあるとか?
7位のウォリアーズはマジックの5位指名候補にもあがっていたジョナサン・クミンガ、粗削り具合がどれほど荒いのかというのが未知数なので、スコッティ・バーンズとクミンガだとバーンズの方が良いなぁという希望を抱いていたのですが、マジック以上に勝たないといけないチームで未完の大器ぶりをどこまで我慢してもらえるか、主力陣に美味く引き上げてもらえるかどうかになりそうですね。
10位でペリカンズが指名したジアイレ・ウィリアムス、スタンフォード大というだけで勝手にインテリ系ブルーカラーと決めつけたりしますが、カタカナ表記ならともかくアルファベット表記だとザイオン・ウィリアムソンと紛らわしいので、2人がフォワードでスターターになるような試合というのは困るなって。
15位でウィザーズがコリー・キスパートを指名、ゴンザガ大という事で八村の後輩という事でも注目されそうかなと。
本日決ったトレードから気になった所というか、公式でもこれが正式決定なのかよく分からない物もあったので、一部だけ。
レイカーズがウィザーズからラッセル・ウェストブルックと24年ドラフト1巡目指名権、28年2寸目指名権獲得
ウィザーズがレイカーズからカイル・クズマ、ケンタビアス・コールドウェル・ポープ、モンテレズ・ハレル、22位指名権獲得。
ウェストブルックのトレード説は出ていましたが、レイカーズに決りました、レイカーズはこの影響でレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスとの3人以外はどうするんだろうという事になりますし、レブロンとウェストブルックがどう分担するのかなというのもありますね。
ウィザーズは原形なくなるまでいじりそうなので、現段階でどう評価すればいいのか分からず、ただブラッドリー・ビールとともに超高額契約ガードを崩せたので身動きはとりやすくなったなって。
キャブスがウルブスからリッキー・ルビオ獲得
ウルブスがキャブスからトーリアン・プリンス22年ドラフト2巡目指名権と金を獲得
ウルブスではいまひとつでしたが、スペイン代表で絶賛シュート率上昇中のルビオがキャブスに移籍となりました、キャブスはコリン・セクストン、ダリアス・ガーランドとPG2人でガードを組ませていて共に主要スタッツは派手な事になっていますが勝利には結びつかず、ここにベテランPGのルビオを入れるということは、これはセクストンかガーランドのどちらかは動かす目処が立ったということになるのでしょうかね?
サンズはネッツからランドリー・シャメットを獲得
ネッツはサンズからジェヴォン・カーターと29位指名権を獲得
ホーネッツがピストンズからメイソン・プラムリーと37位指名権獲得
ピストンズは57位指名権獲得
ホーネッツがプラムリーの補強というのは良いのですが、ピストンズはプラムリーをこんな厄介払いみたいなトレードを何でしたのかよく分からない…
- 関連記事
コメントの投稿
大外れはなさそうなマジックの指名
ほぼ事前予想通りの指名でしたが、マジックの絡む4位と5位は予想と逆でしたね。
サッグスはコンボガードで、ドラフトレポートとか見る限りは自分より大きな相手にもマッチアップできるディフェンダーとの評価なので、フルツは勿論アンソニーとの共存も問題なさそうですね。
ワグナーは、公式見るとポジションがG-Fとなってるんですよね。サイズ的にSG守れたら凄いけど、どうでしょうかね。現時点ではとりあえず夢見とくのが正解でしょうけど😁
1位のカニンガム、デカさとスピードのバランスが異常ですよね。
サイズ的にドンチッチと比べられてますけど、レポート動画のイメージは異様にデカいトレイ・ヤングみたいなイメージなんですが。
とりあえず、去年の1巡目指名キリアン・ヘイズの存在意義が・・・。
グリーンとクミンガは、今後Gリーグ経由が一般化するかの試金石でしょうね。
今年のサプライズは6位のギディーでしょうが、ワークアウトで評価急上昇した選手ですよね。
個人的にはこの「ワークアウトで急上昇」をあまり信じていない・・・というのも、生まれて初めて買ったNBA選手名鑑で「ワークアウトで急上昇」と紹介されていたのがジョニー・テイラーという、暗黒のマジック中~下位指名の中でもトップクラスの大外れだった選手なので(苦笑)
まあ、去年のポクシェフスキー同様スケール感はありそうですね。見るからにヒョロいのも同様なので、モノになるかどうかはわかりませんが。
しかし、レイカーズはとうとうクズマまで出したんですね。
来季レブロンとラスが両方健康で衰えず、かつADも健康という確率はかなり低そうで、ヤングコア完全放出は無謀すぎる賭けという気がしますが。
サッグスはコンボガードで、ドラフトレポートとか見る限りは自分より大きな相手にもマッチアップできるディフェンダーとの評価なので、フルツは勿論アンソニーとの共存も問題なさそうですね。
ワグナーは、公式見るとポジションがG-Fとなってるんですよね。サイズ的にSG守れたら凄いけど、どうでしょうかね。現時点ではとりあえず夢見とくのが正解でしょうけど😁
1位のカニンガム、デカさとスピードのバランスが異常ですよね。
サイズ的にドンチッチと比べられてますけど、レポート動画のイメージは異様にデカいトレイ・ヤングみたいなイメージなんですが。
とりあえず、去年の1巡目指名キリアン・ヘイズの存在意義が・・・。
グリーンとクミンガは、今後Gリーグ経由が一般化するかの試金石でしょうね。
今年のサプライズは6位のギディーでしょうが、ワークアウトで評価急上昇した選手ですよね。
個人的にはこの「ワークアウトで急上昇」をあまり信じていない・・・というのも、生まれて初めて買ったNBA選手名鑑で「ワークアウトで急上昇」と紹介されていたのがジョニー・テイラーという、暗黒のマジック中~下位指名の中でもトップクラスの大外れだった選手なので(苦笑)
まあ、去年のポクシェフスキー同様スケール感はありそうですね。見るからにヒョロいのも同様なので、モノになるかどうかはわかりませんが。
しかし、レイカーズはとうとうクズマまで出したんですね。
来季レブロンとラスが両方健康で衰えず、かつADも健康という確率はかなり低そうで、ヤングコア完全放出は無謀すぎる賭けという気がしますが。
Re: 大外れはなさそうなマジックの指名
予想通りな中、サッグスが落ちてきてくれたおかげで1桁順位2つ持っているマジックとしては上手くバランスのとれた指名が出来た感じだな。
サッグスがフルツと共存出来ればSGのスターター、フォーニエを出してから穴埋め出来なすぎ問題もなんとかなるし、アンソニーは本人がどう思うか分からないけれども6thマンとして生きるタイプだと思うから組み合わせを上手く活用できそうと密かに計算している。
ワグナーは公式だとG-Fだけれども他の所だと兼用フォワード扱いだったりもするし、本職SF以外は計算しない方が良いという落ちの可能性も(笑)
カニンガムはレポート動画だから当然良いところだけというのはあるにせよ、これはガチガチに1位指名だなって。
ドンチッチと比べられるけれども、もう少し身体能力系だよね。
グリーンとクミンガは本当にGリーグ経由がどうなるのかという事で、大学関係者は色々と思うところが出そう。
6位のギディはワークアウトで急上昇にも程がある、オーストラリア人のPGとなるとベン・シモンズ、ダンテ・エクサム、パトリック・ミルズと結構いますが、エクサムにはならないといいねって。
レイカーズはヤングコア最後の砦クズマを出して、ベテラン怪我持ちトリオに賭けるのは無謀過ぎるけれども、いじらないことには今年限界を見せてしまっているという何とも言えない状況ですからねぇ。
レブロンが若手を成長させるという、当初の目論見が外れたことが全てだったんだなぁって。
レブロン移籍で優勝もしているからさらに短期編成にする事もないとは思うのですけれどもねぇ…
サッグスがフルツと共存出来ればSGのスターター、フォーニエを出してから穴埋め出来なすぎ問題もなんとかなるし、アンソニーは本人がどう思うか分からないけれども6thマンとして生きるタイプだと思うから組み合わせを上手く活用できそうと密かに計算している。
ワグナーは公式だとG-Fだけれども他の所だと兼用フォワード扱いだったりもするし、本職SF以外は計算しない方が良いという落ちの可能性も(笑)
カニンガムはレポート動画だから当然良いところだけというのはあるにせよ、これはガチガチに1位指名だなって。
ドンチッチと比べられるけれども、もう少し身体能力系だよね。
グリーンとクミンガは本当にGリーグ経由がどうなるのかという事で、大学関係者は色々と思うところが出そう。
6位のギディはワークアウトで急上昇にも程がある、オーストラリア人のPGとなるとベン・シモンズ、ダンテ・エクサム、パトリック・ミルズと結構いますが、エクサムにはならないといいねって。
レイカーズはヤングコア最後の砦クズマを出して、ベテラン怪我持ちトリオに賭けるのは無謀過ぎるけれども、いじらないことには今年限界を見せてしまっているという何とも言えない状況ですからねぇ。
レブロンが若手を成長させるという、当初の目論見が外れたことが全てだったんだなぁって。
レブロン移籍で優勝もしているからさらに短期編成にする事もないとは思うのですけれどもねぇ…