今日の寡作 Diamond Star Halos/DEF LEPPARD
DEF LEPPARDの6年7ヶ月ぶりとなるアルバムになります。
元々DEF LEPPARDは新作を出す間隔が長く、かつては4年に1枚のオリンピックバンドというような扱いを受けていましたが、とりたててバンドが休止しているとかではないバンドとしては珍しかったものの、解散から復活なんていうのが当たり前となった現代では間隔が長いというような感じではなくなっていたりしますし、大ベテランになると新曲よりもすでいあるヒット曲を求められて、代表作となるアルバムまるまるライブでやる企画みたいなもので活動したりとかあるので驚きでは無いのですが、コロナ禍でライブが出来なくなった影響でみんな作品作りくらいしかやること無いと一気に新作だらけの世の中にはなったなと。
作品作りにそういった暗い影響が否応なしに入ってきたりする中、DEF LEPPARDはあまり影響が無かったというか、ベテランだし変に奇をてらうのではなくみんなこのバンドで聞きたいのはこういうものだよねというのをどストレートやる、昨今の大ベテラン達がよくやることの流れながら、さらに開き直ってかつて自分達が一番夜を席巻していた時代に戻りその時以上に突き抜けるとばかりに派手にやったなぁというのがこのアルバムですね。
1曲目のTake What You Want はイントロだけ聞くとこれから始まるというよりも壮大なエンディングかのように思わせておいて、やっぱりアルバム最初の曲だよなという展開、80年代HR/HMが華やかし頃を現代でもまだやりきっているという、暗い世の中だからこそ良かった頃を取り戻そうとしているのではとすら思わせるなと。
2曲目のKickはMVの作り方からしてど派手な懐古趣味、今の時代でもHR/HMが世を席巻していた頃のような事を出来るんだと、いいぞもっとやれと言いたくなるというか、バンド史上屈指の名曲じゃないかと。
3曲目のFire It Upも引き続きMVの撮影は手狭なスタジオでやっているのもごご時世だよなというのはあるものの、ノリは全盛時、ベテランバンドが若い頃の曲を撮り直ししていると言っても分からないくらいの曲ですねほぼほぼ還暦越えなベテランが新たに作ったとは思えないくらい。
4曲目のThis Guitarは80年代ならば大ヒット曲だったろうなと思わずにはいられないロックバラードミドルテンポが多いこのバンドの中では何気にこういう曲が少ないんですよねぇバラードの代表曲が沢山あっても驚かないはずなのに。
6曲目のLiquid Dustは単体の曲として聞いてもいかにも得意だよねこういう曲はとなっていいのですが、7曲目のU Rok Miに繋がりを持たせる構成にしていて、アルバム単位で曲を聴くリスナーが減っているという現代事情に抗う事をしていて個人的には好きですね、なんだかんだ曲順で覚えたりするのがアルバムの醍醐味だと考えるので。
8曲目のGoodbye For Good This Timeはジョー・エリオットがピアノで作曲したという変わり種であるだけではなく、比較的暗いご時世を感じさせない曲が多いアルバムの中でこのご時世を意識させている曲ですね。
元々DEF LEPPARDは新作を出す間隔が長く、かつては4年に1枚のオリンピックバンドというような扱いを受けていましたが、とりたててバンドが休止しているとかではないバンドとしては珍しかったものの、解散から復活なんていうのが当たり前となった現代では間隔が長いというような感じではなくなっていたりしますし、大ベテランになると新曲よりもすでいあるヒット曲を求められて、代表作となるアルバムまるまるライブでやる企画みたいなもので活動したりとかあるので驚きでは無いのですが、コロナ禍でライブが出来なくなった影響でみんな作品作りくらいしかやること無いと一気に新作だらけの世の中にはなったなと。
作品作りにそういった暗い影響が否応なしに入ってきたりする中、DEF LEPPARDはあまり影響が無かったというか、ベテランだし変に奇をてらうのではなくみんなこのバンドで聞きたいのはこういうものだよねというのをどストレートやる、昨今の大ベテラン達がよくやることの流れながら、さらに開き直ってかつて自分達が一番夜を席巻していた時代に戻りその時以上に突き抜けるとばかりに派手にやったなぁというのがこのアルバムですね。
1曲目のTake What You Want はイントロだけ聞くとこれから始まるというよりも壮大なエンディングかのように思わせておいて、やっぱりアルバム最初の曲だよなという展開、80年代HR/HMが華やかし頃を現代でもまだやりきっているという、暗い世の中だからこそ良かった頃を取り戻そうとしているのではとすら思わせるなと。
2曲目のKickはMVの作り方からしてど派手な懐古趣味、今の時代でもHR/HMが世を席巻していた頃のような事を出来るんだと、いいぞもっとやれと言いたくなるというか、バンド史上屈指の名曲じゃないかと。
3曲目のFire It Upも引き続きMVの撮影は手狭なスタジオでやっているのもごご時世だよなというのはあるものの、ノリは全盛時、ベテランバンドが若い頃の曲を撮り直ししていると言っても分からないくらいの曲ですねほぼほぼ還暦越えなベテランが新たに作ったとは思えないくらい。
4曲目のThis Guitarは80年代ならば大ヒット曲だったろうなと思わずにはいられないロックバラードミドルテンポが多いこのバンドの中では何気にこういう曲が少ないんですよねぇバラードの代表曲が沢山あっても驚かないはずなのに。
6曲目のLiquid Dustは単体の曲として聞いてもいかにも得意だよねこういう曲はとなっていいのですが、7曲目のU Rok Miに繋がりを持たせる構成にしていて、アルバム単位で曲を聴くリスナーが減っているという現代事情に抗う事をしていて個人的には好きですね、なんだかんだ曲順で覚えたりするのがアルバムの醍醐味だと考えるので。
8曲目のGoodbye For Good This Timeはジョー・エリオットがピアノで作曲したという変わり種であるだけではなく、比較的暗いご時世を感じさせない曲が多いアルバムの中でこのご時世を意識させている曲ですね。
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