今日の読書 スターにはなれませんでしたが/佐藤満春
先日ホーム天空の城で行なわれた群馬戦、販売会でサインつきで手に入れた、FC町田ゼルビアサポーター、町田市が生んだスターではないと自己分析をしている売れっ子サトミツこと佐藤満春さんの著書となります。
町田市で生まれ町田市で大学まですごした、ラジオ好きが消去法で芸人となり、どきどきキャンプとして売れない時期を過ごし、解散を考えていたところでショートネタブームで芸人を継続、いわゆるバラエティ番組は無理だと自らテレビの仕事を断るという異色の事をやりながら、得意分野をしっかりと固めて放送作家として地位を固めながら専門分野特化型芸人として重宝されるようになるという変わった経歴となるという自叙伝ですね。
思っていた以上にFC町田ゼルビアに関する事に触れられていて、町田で販売会をしたのは大正解だろうというだけではなく、いろいろと諦めて、自分にできる事を真面目にやっていたら現在のようになっていたと、あたかも誰でもできる事のように語りながらも、それは自己評価が低いだけであって普通はできないだろうという無自覚の成功物語と言えるかもしれないですね。
自分のいい所は自分では分からないというある種の開き直りと、分かってくれる他人はいるという信頼感が現在を形作っているというのが何度も繰り返しで出てきますし、評価に関しても大多数に支持されることだけが正しくそうでないものは存在すらしてはならないというわけではない、かつての芸能界のように売れることが正義という価値観とは別の軸を持っていたからこそ、時代が追いついてきた、娯楽分野の多様化の時代にこそ求められる人材になっているのだなぁと感じずにはいられないですね。
人生において何が成功で何が失敗か、分かりやすい指標というものはないはずなのですが、地位や名誉や金銭的なもの等々分かりやすく成功と失敗を二項対立で比較するのが好きな時代というのが長く続いてきましたが、現在は単純な二択じゃないし、対立する事そのものが必要ないよねという時代になっていると、そういう価値観を意識できるものでもありますし、下手なビジネス書を読む時間があるのならば、これを読んだ方が意味があると、その上で簡単にまねできるものではないよねとなるのがオチですが、純粋に読み物として面白かったです。
町田市で生まれ町田市で大学まですごした、ラジオ好きが消去法で芸人となり、どきどきキャンプとして売れない時期を過ごし、解散を考えていたところでショートネタブームで芸人を継続、いわゆるバラエティ番組は無理だと自らテレビの仕事を断るという異色の事をやりながら、得意分野をしっかりと固めて放送作家として地位を固めながら専門分野特化型芸人として重宝されるようになるという変わった経歴となるという自叙伝ですね。
思っていた以上にFC町田ゼルビアに関する事に触れられていて、町田で販売会をしたのは大正解だろうというだけではなく、いろいろと諦めて、自分にできる事を真面目にやっていたら現在のようになっていたと、あたかも誰でもできる事のように語りながらも、それは自己評価が低いだけであって普通はできないだろうという無自覚の成功物語と言えるかもしれないですね。
自分のいい所は自分では分からないというある種の開き直りと、分かってくれる他人はいるという信頼感が現在を形作っているというのが何度も繰り返しで出てきますし、評価に関しても大多数に支持されることだけが正しくそうでないものは存在すらしてはならないというわけではない、かつての芸能界のように売れることが正義という価値観とは別の軸を持っていたからこそ、時代が追いついてきた、娯楽分野の多様化の時代にこそ求められる人材になっているのだなぁと感じずにはいられないですね。
人生において何が成功で何が失敗か、分かりやすい指標というものはないはずなのですが、地位や名誉や金銭的なもの等々分かりやすく成功と失敗を二項対立で比較するのが好きな時代というのが長く続いてきましたが、現在は単純な二択じゃないし、対立する事そのものが必要ないよねという時代になっていると、そういう価値観を意識できるものでもありますし、下手なビジネス書を読む時間があるのならば、これを読んだ方が意味があると、その上で簡単にまねできるものではないよねとなるのがオチですが、純粋に読み物として面白かったです。
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