今日のキングオージャー 第3話

「我がままを捧ぐ」

世界中に指名手配され捕まる寸前のギラだったが、ンコソパの王ヤンマ・ガストに連れ去られる。

世界をひっくり返す秘宝を狙う地帝国バグナラクに対しギラとヤンマは共に戦い勝利する。だが勝利の余韻に浸るひまもなくゴッドカマキリに捕まってしまうのだった。

ようこそ絢爛のイシャバーナへとヒメノが現れると、ヒメノちゃんとヤンマはデレて、手荒な歓迎だなとギラは面白がります。

怪我でもした？治せば良いじゃないここは美と医療の国なんだからとヒメノが言うと、痛ぇとヤンマはヒメノに近づくも、ヒメノはヤンマをスルーしてギラの前へ行き私はあなたに興味があるとギラのあごをくいとあげると、セバスチャンに指示してギラに手錠をかけさせます。

貴様ただですむと思うなよとギラは吊されながら抗議。

ゴッドクワガタを渡してくれたらすぐにでも解放してあげるとヒメノは言うと、何故ゴッドクワガタを必要とするのか聞き返されます。

愛でるために決っているでしょうとヒメノは何を当たり前の事をとばかりに答えると、じゃあしょうがねえな渡せタコメンチとヤンマはギラに指示。

意味が分からんただのわがまま娘じゃないかとギラが文句を言うと、ヒメノちゃんになんて口聞きやがるとヤンマは文句を言い返し、まさか惚れてるのかとギラに指摘されると、ヤンマは露骨にきょどります。

何かと交換というのはいかかでしょうとセバスチャンが提案すると、この国の全部が私のお気に入りだもの、言う事聞かないならラクレスに突き出すからね、指名手配犯さんとヒメノは提案を拒否。

そうだ今すぐラクレスに突き出せ、我こそは那由多の罪を犯した邪悪の王、放っておけばあらゆる悪事を働いてやろうとギラが嬉々として言うと、何を言っているのかわからないんだけどとヒメノは混乱、この方はむしろ捕まりたがっているようですとセバスチャンは推測。

おいレインボージュルリラはあるか食べれば天にも昇る究極のご馳走だ、それをよこせばクワゴンに相談してやってもいいとギラが言うと、少し考えてついてらっしゃいとギラに、あなたは帰って良いわよとヤンマに向かってヒメノは言います。

デズナラク８世は人類を殺せ、己が死すとも殺せと言うと、１００人死んでも１０１人殺せば問題無いとカメジムは笑います。

チキューの秘宝三大守護神を手にしチキューを我らが埋め尽くしとデズナラク８世が言うと、俺が汚し尽くしてやるとフンジームが言い、巨大化ですか容赦ないですねとカメジムは笑い、進軍は美と医療の国イシャバーナと宣言。

ヒメノは民からのプレゼントを受け取っていると、ヒメノ様とやって来た男が水たまりに足を踏み入れ絨毯を汚してしまいます。

私のこの汚れた道を歩けとと言ってヒメノは倒れそうになり、セバスチャンは慌てて掃除し始めます。

失神しかけたヒメノが目を開けると、きれいやっぱりあそこはお花畑にして正解ねと喜びだし、おっしゃられて一晩かけてあれが限界でしたとセバスチャンは答えます。

気に食わんな無理難題を強いる王に民がついていくものかとギラは呆れます。

強さとカリスマ性があれば何したって良いんだよ、ヒメノちゃんにはそれがあるとヤンマは反論。

ヒメノはお花畑を見渡してから、気になった家を見付けると、あの家どけてと言いだし、家はどきませんとセバスチャンに言われると、じゃあ壊してとあっさりと言います。

民の生活を蹂躙する気かとギラが抗議すると、さすがにホントにやるわけねぇだろうとヤンマはギラをたしなめます。

セバスチャンは家人を避難させると、せえのドンとヒメノは家を爆破し、完璧とご満悦。

ヤンマも流石に呆れて帰るぞと言うと、いやレインボージュルリラのあとでも遅くないとギラは言い出します。

この国一番のシェフに作らせたレインボージュルリラとくとご賞味あれとヒメノが言うと、いただこうとギラは食べ始め、ヤンマは一気に食べほして汚らわしいとヒメノに言われます。

美味だ、だがこれはレインボージュルリラではないとギラは言います。

ギラ様の話しを元に忠実に再現させたつもりなのですがとセバスチャンはヒメノに弁明。

そもそも実在するんでしょうねとヒメノがギラに疑いをかけると、幼い頃に食したきりだが忘れるはずはない、あれを小童共に味合わせる、そのためにこの世界を支配するとギラは宣言。

ガキ達がレインボージュルリラを食べられる平和な世界を作るために王様になるってよとヤンマが言うと、ご立派な指名手配犯さんね、でもあなたがクワガタをくれるまで解放しないとヒメノは宣言し、あなたはもう帰って良いわよとヤンマにはつれない態度。

おい女王絶対に治ると言われたお前の手術を受けたのに娘は歩けないままだ、この子の夢も未来もお前が潰したんだと娘を車椅子に乗せた男がやって来て、お前は無能な道楽娘だとヒメノに迫ります。

男は取り押さえられ、あなたはそれでいいのとヒメノは娘に尋ねます。

ヒメノ様より特別援助金ですとセバスチャンは男に渡すと、金で解決出来ると思うなよと男は言い、ヒメノ達が去ると、今月も生き延びた、全部お前の足のおかげだ、情けないパパでごめんなと娘に謝ります。

ギラは花を見て美しいと見惚れます。

あんたも大変だな何年ここで執事をやっているんだとヤンマが聞くと、３年ですこう見えて２５歳なんでとセバスチャンは答え、どうみてもよぼよぼの老人じゃねぇかよとヤンマは驚きます。

特殊メイクです、執事っぽくしろと言われ、名前もセバスチャンに改名させられましたとセバスチャンが言うと、めちゃくちゃだなぁ、なんであんな超絶わがまま娘が王様やれているんだかとヤンマは呆れます。

そこに町にバグナラクが現れたとの報告が入ります。

連れて行けとギラが言うと、承知しました、お２人はまだヒメノ様の全てをご覧になっていないとセバスチャンは言います。

ヤンマ、ギラは王鎧武装して戦闘開始。　

バグナラクに襲われ、人々が逃げ惑っているなか、娘がまだと男が叫んでいて、ヒメノは車椅子に乗っていた娘が逃げ遅れているのを発見。

巨大化したフンジームが攻撃してきたところをヒメノは娘をかばい泥だらけに。

怪我を心配するヒメノに、お召し物がと娘は恐縮します。

こんなの新しく作れば良い、でもあなたはそうはいかないでしょう、走って逃げて足は治っている、私が治療したんだから、わがままになれば良いじゃない、あなたの望みは誰でもないあなたにしか叶えられない夢も未来もわがままからはじまるの、そして世界をあなたの思うままにしてやりなさいとヒメノは娘に言い聞かせます。　
我が名はイシャバーナの王ヒメノ・ランただ我がままに我が道を行く、散る事を知らぬ花その気高きを知るが良いと口上を述べてから王鎧武装。

サナギムを次々と蹴散らしていくのを見た娘は私ヒメノさまみたいになりたいですと立ち上がると、なんとわがまま私には叶わないけどと答えます。

それを見てギラは面白いと反応。

ゴッドクワガタを渡しなさい、この国の全部が私のお気に入りなの誰も死なせないとヒメノがギラに言うと、貴様のわがまま付き合ってやろうとギラは言うとキングオージャー完成。

見ろでっかいふんだぞとギラが言うと、んなことどうでもいいだろマカロニボーズとヤンマは気にせず、前を見なさいとヒメノは注意し、でかいふんを避けてからフンジームを攻撃。

固くて斬れないでいると、もう嫌美しくないとヒメノは叫び、かわいいおいでガーディアンスネイルを見付けて呼ぶとガトリングになりフンジームへ向けて撃ちまくり。

すっきりするまで撃ちまくると、ありがとうツムリちゃんとヒメノは礼を言い、執刀するフンジームを空中で踵落としで斬り撃破。

イシャバーナでギラが目撃されたとラクレスが言うと、ならばなおのこと私にお任せくださいとカグラギは言います。

ギラのシュゴットを操る能力は少々厄介でございますが、秘策がございますとカグラギは見得を切ると、失敗は許されませんよと釘を刺されます。

ヒメノは仕立て直してとセバスチャンに服を渡します。

自分の足で歩きたいのと娘に言われ、お金はパパが稼ぐからと男が言っていると、セバスチャンがやって来て、ではヒメノ様のドレスをお願いできますかと発注、精一杯働かせて頂きますと男は仕事をすることに。

ヒメノ様分かって頂けましたかとセバスチャンが言うと、イシャバーナは美しさで人の心を豊かにすると言って、新しいきれいなおうちに住めるんだと家を爆破された子供と話した事をギラは思い浮かべます。

それにあの時気付いたのだ民を思う気持ちをとうに見せられていたことを、あの女はわがままだがそれに救われる者もいるのだなとギラが言うとセバスチャンはご満悦。

やはりお前俺様の仲間になれとギラが言い出すと、黙って怪我人は全員城へ私が治療しますと着替えたヒメノが現れます。

そこにゴッドカブトや現れ攻撃をしてきて、寸前にゴッドクワガタがギラ達を救い出します。

という事で、ギラが連れ去られる２国目のイシャバーナのヒメノ王編でした。

ヒメノはわがままだけれども、それだけではなく自分のためだけに生きているわけではなく、国民全部を自分のものとして愛しているという、カリスマ性を持った王でしたという事ですね。

ヤンマとヒメノと国民に指示されている王が続いてきたわけですが、カグラギはどうなのか、ラクレスとの関係性がどういうものなのかで評価が変わりそうですが、なんだかんだ慕われている王が続いたところで変化をつけてくるのかどうか。

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