今日の読書 ぼんぼん彩句/宮部みゆき
俳句を元ネタに短編小説に作り上げるという趣向の実験作品になります。
元ネタとなる俳句は著者宮部みゆきの俳句仲間という事ですが、俳句を作り合いながら企画として考えて実行したという事というのはあとがきに書かれています。
俳句は限られた言葉数ですので、それをどう解釈するのかというのは読み手に委ねればいくらでも拡大解釈もできるという事で、小説のジャンルというものをどれだけ使用可能かという感じに毛色の違うものを詰め込んできていますね。
宮部みゆき作品は最近怪異系時代小説に偏ってきていますが、現代物の短編もまた多目にやって欲しいなと改めて思いましたね。
こういった企画物発端にまた現代物の方も増えてくれると嬉しいなぁと思わせる短編集でした。
元ネタとなる俳句は著者宮部みゆきの俳句仲間という事ですが、俳句を作り合いながら企画として考えて実行したという事というのはあとがきに書かれています。
俳句は限られた言葉数ですので、それをどう解釈するのかというのは読み手に委ねればいくらでも拡大解釈もできるという事で、小説のジャンルというものをどれだけ使用可能かという感じに毛色の違うものを詰め込んできていますね。
宮部みゆき作品は最近怪異系時代小説に偏ってきていますが、現代物の短編もまた多目にやって欲しいなと改めて思いましたね。
こういった企画物発端にまた現代物の方も増えてくれると嬉しいなぁと思わせる短編集でした。
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