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今日の読書 プリティが多すぎる/大崎梢

文芸誌を希望していた若手編集者が、全くの未知の世界ローティーン向け女の子ファッション雑誌に移動させられての奮闘記という形の連作短編ですね。

男子校育ちで、全くもってこれでもかという、ある種のチープなキラキラした世界に戸惑い、不本意を感じながらも、仕事は仕事と何とかしようとするものの、やはり根本的に興味が無かった世界だけに悪戦苦闘。

それでも、関わる編集者、スタッフ、ローティーンモデルなどの特殊な世界にふれているうちに・・・という、ある意味では奮闘記の王道パターン。

私もローティーン向け少女雑誌というものは手に取る事はありませんし、おそらく目にしたらば結構頭がくらくらしそうかなと思ったりしますが、ローティンモデルも出てくるという事で、相撲で負けて大泣きするとか、主要怪人の人間体役になる話とかそういうものがあるのかなぁと思いましたが、流石にモデルそのものに力点が入りまくった作品ではないので出てきませんでしたね。

私のローティーンモデルに対する知識が、果てしなく偏っているという事だけは確かですが。

大崎梢ですので、日常の謎絡みが少しはいったりするのかなぁと思いましたが、ミステリー色は薄めですね、手法として使われているのはありますけど。

軽く楽しく読めるものですし、シリーズ化出来ない事はないなぁと思ったりできましたね。

もっとも、不慣れだからこそ話が作りやすい部分もあるので、シリーズ化して長引かせると、それはそれで面白さが減りそうな作品だとは思いますが。
プリティが多すぎるプリティが多すぎる
(2012/01)
大崎 梢

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テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

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「プリティが多すぎる」大崎梢

「なんで俺がこんな仕事を!」女の子雑誌で孤軍奮闘する新米編集者の爽快お仕事小説。 文芸を志す若手編集者が、本人の意に沿わないプリティー系ファッション雑誌に転属。 戸惑い、失敗を重ねながら、成長していく新見くんを描くお仕事小説です。 誰でも得意分野や好きな分野があるもので、そこから志望通りの会社に入ったはずなのに、 自分の全く関心のないテリトリーの仕事をいきなり押し付けられたら、困惑す...

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No title

全く期待せずに読みましたが、けっこう面白く読めました。
後半失敗したときにやれるだけのことはやろうとする新見君は
ちょっとできすぎの感じもありますが、
でもまあ成長物語ですし、これはこれで良いんじゃないでしょうか。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

Re: No title

基本的に成長物語ですからね、若干出来すぎな部分があるにせよ、過去の失敗を糧にできるだけの人材だったということでも良いんじゃないですかね。

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