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今日のキングオージャー 第37話

「イロキの乱」

トウフでは塔が炎に包まれ、米が全部燃えたんだ。カグラギが火をつけたんだよあの裏切り者めと民が怒り狂っていた。

真実なら放火罪だとリタがカグラギに言うと、あらぬ噂で裏切り者に仕立てられているのです。トウフには厄介な方が玉座に座っておられるのでとカグラギは答え、宇蟲王の手下だろとリタが言うと、宇蟲五道化グローディ、その死者を蘇らせる能力目覚めた前王都のイロキでございますとカグラギは教えます。

来たかカグラギと黒子から報告を受けたイロキは笑みを浮かべます。

お前が反乱を起こし玉座を奪った先代の王殿かとリタは言うとカグラギか離れます。

迎えに行ってこいとイロキはグローディに指示すると、俺はお前の主なんだがとグローディは反論。

いいからさっさと行ってこいとイロキは問答無用で命令し、あの日の答え聞かせて貰おうかと呟きます。 

花とわさびでございますとセバスチャンが食事を運んできて、トウフから食料が届かず国民優先で配給しているためこれでご容赦くださいとギラとヤンマに説明。

あなたは平気なのと自分も腹を空かせているヒメノが訊くと、2000年生きているんだ食事は読書みたいなものさとジェラミーは笑みを浮かべます。

悪いシオカラ、先にトウフ奪い返すわとヤンマは連絡。

おいおい勘弁しろよとグローディはカグラギに言うと、奴の唯一の天敵はリタ殿ですとカグラギが言うと、そのために呼んだのかいざとなったら私もろとも封印するとリタが返し、自己判断でとカグラギは被せ気味に言います。

どいつもこいつも好き勝手私は一体何なんだと愚痴ってリタは王鎧武装。

入れ替わりの術と声がするとリタは消えます。

カグラギは城の前に立つと、昔の事を思い出し怖じ気づきますが気合を入れ直して進みます。

ギラ、ヤンマ、ヒメノ、ジェラミーはトウフ国に潜入しグローディを発見。

静かにしろ集中していると千歯扱きで脱穀を始めます。

うるさいお前の話など聞かないと王鎧武装。

しかしお腹が減りすぎて動けないとギラ、ヤンマ、ヒメノは倒れ込んでしまいます。

今から飯にするんだが一緒に食うかとグローディは声をかけ、ギラ、ヤンマ、ヒメノは食いつきます。

超特級希少米スズメノナミダだとグローディは言います。

カグラギがイロキの前に出ると、礼儀を忘れたか跪けとイロキは命令。

今は私がトウフの王殿ですとカグラギは拒否。

土いじり風情が随分とえらくなったのぉ。あれからどれくらい経ったとイロキが問うと、17年今や面影もありませんなぁ。出会った頃のイロキ様は民に誠実でありましたとカグラギは答えます。
 
美味いお前の作る米は絶品だ。トウフ印をつけて他国に売り出したい作り方を他の民にも教えてやっては紅かとかつてのイロキは若きカグラギとスズメに向かって頼むと、喜んでとカグラギは即答。

良いのですか我が家の秘伝をとスズメは止めます。

私はトウフが豊かになるという事は、民が豊かになる事だと思うておるとイロキが言うと、これ以上の誉れはありませんとカグラギは舞い上がり、スズメにたしなめられます。

お前野心はあるかとイロキが問うと、土にまみれて生涯を終えればそれが本望ですとカグラギは答え、城に通え私のもとで王殿を学ぶのだとイロキは命じます。

カグラギは滅相もないと辞退し、スズメは受けるべきだと言うと、何故私などと改めてカグラギは尋ねます。

馬鹿正直は裏切らんからなぁとイロキは答えます。

ですが神の怒りが全てを変えたのです。混乱の中あなたは食料を独占し民を飢えさせたと現在のカグラギはイロキを批判。

城の中に米の隠し場所を見つけた見張りも少ない奪い返すなら今夜だと報告を受け、このままだと女子供から飢え死にします覚悟を決めるときですとスズメが言うと、カグラギ俺はあんたがやるって言うならやるよと男も続きます。

私がイロキ殿に米を返してもらうように頼んでくるとカグラギが言うと、何度もやりましたイロキ殿は前とは違うんですとスズメが訴えると、私1人で行く半時して帰ってこなければ決行してくれ。誰の血が流れるのも見たくないとカグラギはイロキのもとへ向かうと、兄様を守りましょうみんなすぐに支度をとスズメは指示。

これじゃあ米も全て灰にと火災現場で民達は呆然と立ち尽くします。

カグラギは呆然としながら帰還すると、スズメがよくぞ無事でと迎え入れ、カグラギの手が血に汚れているのに気付くと、兄様がイロキを討ってくださりましたと皆に聞かせてから、これよりカグラギ・デボウスキがトウフの王様ですとスズメが宣言。

故に王の座を追われ私が王殿になったのですと現在のカグラギが言うと、違うなお前が奪ったんだとイロキは返します。

自らが撒いた火種に焼かれたのですとカグラギが言うと、のうカグラギお前はここに何しに来たとイロキは嗤います。

玉座を返して頂きたいとカグラギが答えると、ならばあの時のように殺せば良いではないか最後の食事だいただきますと言います。

ほらよとグローディが炊きたての米のにおいをあおぐと、ギラとヤンマは大興奮、このにおいとヒメノは引っかかりを感じます。 

イロキ殿民に米を返して頂きたい、17年前イロキのもとに乗り込んだカグラギが頼むと、今に民が攻め入ってくるのだろう私が知らぬとでも思うたかとイロキは答えます。

ですから今返していただければ止めらる事ができるのですとカグラギはさらに頼むと、生き延びたところで怒る民にさらし首にされるのがオチ一足先に極楽浄土で贅沢三昧させてもらうよとイロキは煽ります。

ご馳走様でしたと言うとイロキは苦しみだし、毒をとカグラギは異変に気付きます。

イロキは苦しみながらかがり火を倒してしまい炎に包まれます。

何しているんですと驚くカグラギに、最後に頼みがある私を斬れと刀を渡します。

渋るカグラギに、斬れそれがお前の成すべき事だ。馬鹿正直に聞いていれば良いものをと、刀を手にして混乱しているカグラギを嗤うと、裏切り者めとイロキは言い残して炎に包まれます。

あれは熱うて熱うて苦しかったのうと現在のイロキが言うと、あなたは自ら死を選んだんです。しかし裏切り者とおっしゃいました。私はその答えを持って参ったのですとカグラギは言います。

召し上がれとグローディはおにぎりを渡すと、いただきますとギラとヤンマは食べようとし、このおにぎりすこピのにおいがするとヒメノが止めます。

ゴッドスコーピオンの毒を入れたのねとヒメノが指摘すると、食べ物を粗末にするのは子供にもわかる邪悪だとギラが叫ぶと、食い物の恨みは怖えぞとヤンマは凄みます。

あなたが食べた米は、そもそも毒入りだったのではとカグラギが問うと、そのこころはとイロキは促します。

あの男がトウフの米に毒を入れた。だからイロキ殿は米を独占し燃やしたとカグラギは指摘。

17年前も同じだったなせっかく俺が作った毒入りの米が全部燃やされてしまった上手くいかねぇもんだ。とどのつまり死体が欲しけりゃ俺が気張るしかねぇんだ。病を慕い腐りに焦がれ死を愛する屍の友を携えて生無き世界を千鳥足と愚痴りながらグローディはギラ達を攻撃。

4人からの総攻撃を受け、あんんたら強ぇなあ、ちょっと弱くなってくれよと反撃。

ヒメノは視界を奪われます。

俺は触れたものを腐らせる。まぁ長くは利かんがなとグローディは言います。

では私は民を守ろうとした英雄。お前はそれを知らずに私から玉座を奪った裏切り者それが答えかとイロキが問うと、ずっとずっと己に問うてきました。少しずつ心を黒く染めたどり着きました。毒入りの米を隠したのはトウフの名誉を守るためでしょう。食は生命線毒入りの米の噂が各国に広まったら誰も食べようとはしない。トウフの農業は滅びる。トウフを救うためにはイロキ殿が全ての汚名を被り誰かに玉座を譲る必要があったのですとカグラギは結論を述べます。

王が国のため自ら玉座を捨てたととイロキが嗤うと、民のためには泥にまみれて手を汚す真っ黒に染まってこそトウフの王殿。なればこそ欺き、謀り、裏をかき外道になっても国を食を命を守り抜かなければならない。あの日私は馬鹿正直を捨てて手を汚してでも玉座を奪うべきだったとカグラギが言うと、だがお前は拒んだとイロキは指摘。

その通りです。私は国のために命を捨てたあなたの覚悟を裏切ったのですとカグラギが答えるとグズ女17年随分かかったなぁとイロキは言うと、あの時なせなかったことをなす時ですとカグラギが言うと、土いじり風情がやれるもんならやって見ろとイロキが煽り、カグラギは王鎧武装。

安心しろきれいなしたいが欲しいんだ心臓だけを仕留めるとグローディがギラ達を仕留めようとするとカグラギが割って入り、トウフは豊穣の国、命が芽吹く国亡者の居場所はございませんとグローディを攻撃。

その鎌は力を奪うとヒメノはカグラギに教えると、トウフの土となりなさいオージャフィニッシュ。 

トウフの王殿様はこのカグラギ・デボウスキにございます。

その様子を見ながら裏切り者めと笑みを浮かべイロキは消滅。

毒入りの米は全て処分しました。この先は最も汚れた道を行きましょうとクロダは報告。

という事で映画に登場したイロキとカグラギの因縁をがっつりとやりきりました。

映画では前王殿という事以外今ひとつ分らなかったイロキですが、今回カグラギの過去共々掘り下げたことになりますね。

カグラギは元々馬鹿正直だったというのは意外でしたが、そこから泥を被る覚悟を決めて真逆の存在になったと、ニチアサとは思えない程のものだったのではないかなと。

イロキとグローディが一緒に出ていただけで絵面は面白いのですが、話としては重かったですね。

グローディがトウフから撤退してどうなったのかは気になりますが。
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