fc2ブログ

今日の読書 天下人の攻城戦/渡邊大門 編著

15の城攻めに見る・信長・秀吉・家康の智略という副題にあるように、戦国時代天下人となった三英傑の城攻めに関する考察になります。

戦国時代は合戦が多発していた時代ですが、戦は大きく野戦と攻城戦の2つに分けられて、野戦の場合は決着が付いたとしても全滅するとは限らず逃げ切れば再起できるものですが、城の場合落とされた方は滅亡に直結するというのが大きな違いであり、そこに注目してみようというのがまとめられています。

それぞれ時代の違いが大きくあり、信長はまだ大戦力を持って攻城戦をやるというまでにはならなかったという特徴があり、秀吉・家康の時代になると物量差が歴然とある状況での攻城戦が増えてくるという違いが大きいですね。

それでも扱っている中では秀吉が城攻めの代名詞みたいな所もあるくらいで、長期間籠城させて干上がらせるわ、水攻めで孤立させるわと実験込みでやっている感があって敵に回したくないとしか言いようが無いと言うか。

家康も物量作戦がとれる立場だったのですが、攻城戦の成功というよりも失敗例を扱われて、第二次上田合戦や大坂冬の陣の真田丸と、むしろ主人公としての真田家を扱っているよねという選ばれ方(上田合戦は家康というよりも秀忠の失策ですが)意図しているのかどうかは分らないですが秀吉の攻城戦巧者をより強く印象づけしたかったのかなぁとも。

第一部 信長の攻城戦
 第一章 小谷城の戦い 四年に及んだ北近江・浅井氏との死闘
 第二章 信貴山城の戦い 松永秀久・久通父子の最期
 第三章 有岡城の戦い 信長に叛旗を翻した荒木村重
 第四章 八上城の戦い 明智光秀の丹波波攻略法
 第五章 大坂本願寺との戦い 一向宗との「石山合戦」
第二部 秀吉の攻城戦
 第六章 三木城の戦い 兵糧攻めによる過酷な籠城戦
 第七章 鳥取城の戦い 「かくれなき名山」と太閤ヶ平
 第八章 備中高松城の戦い 大規模な築堤は必要だったのか
 第九章 小田原城の戦い 秀吉による天下統一の達成
 第十章 忍城の戦い 秀吉が三成に命じた水攻めの真相
第三部 家康の攻城戦
 第十一章 岐阜城の戦い 関ヶ原合戦の前哨戦
 第十二章 長谷堂城の戦い 「北の関ヶ原」と呼ばれた攻防
 第十三章 第二次上田の戦い 秀忠を翻弄した真田昌幸の奇策
 第十四章 真田丸をめぐる攻防 大坂冬の陣における真田丸の意義
 第十五章 大坂夏の陣と大阪城落城 天守炎上、そして豊臣家滅亡

関連記事

テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

おまけ

カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

茶留蔵

Author:茶留蔵
心身ともに不健康で知性が大いに不自由な社会不適合者

タグ
おまけ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター
現在の閲覧者数:
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
義援金募集
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして
検索フォーム
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

RSSリンクの表示
ニューリリース
メタル
QRコード
QR
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる