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今日の読書 スペイン岬の謎/エラリー・クイーン

新本格系のミステリーを読んでいると、どうしても古典に目を通しておかないとなぁと気になるわけですが、それでもどうしても海外古典はなかなか立て続けに読む気になれないというか、海外で古典となるとどうしても想像の範疇が広くなりすぎて、ストーリー云々の前に余計なエネルギーを必要としてしまい、後回しに後回しにとなってしまうのが困りもの。

それでも、エラリー・クイーンは抑えておかないといけないというのと、何を読んだのかはっきりと分かりやすいというのがあるので助かると言えば助かりますね。

スペイン岬の謎は、エラリー・クイーンの国名シリーズ9作目で国名シリーズでは公式には最後の物になり、これでとりあえずは国名シリーズは制覇したという達成感と、国名シリーズに手を出してから随分とかかったなぁという気持と両方あったり(汗)

本作は、スペイン岬と呼ばれる突端にある海辺の別荘で、全裸にマントという奇妙な状態で死体が見つかるというお話なんですが、いろいろと翻訳ものって難しいなって思えましたね。

ちょいちょい違和感のある翻訳があるというのは、横においておいて、原題がThe Spanish Cape Mysteryで「Cape」が岬とマントと両方の意味があるというネタだそうで・・・

でもって、一番違和感がぬぐえなかったのは、章のタイトルに「三途の川の船頭の渡し賃」というものでしょうか・・・原文がどうなっているのかは知りませんし、私が読んだのが1959年初版の井上勇訳であり、他の翻訳では違うかもしれないのですが、ちょっとどうだろうと。

アメリカのミステリーなんですから、三途の川は違うだろとかなかったのかなぁって、あと死体をホトケという表現するのもどうだろうという、本筋とは関係ない所に引っかかりまくってしまいました。

本筋というか、謎は古典として後世への影響を与えたんだろうなぁというのは分かりましたが、やはり古典はどうしても驚きというものでは弱く感じてしまいますね、普遍性は感じますが。
スペイン岬の謎 (創元推理文庫 104-13)スペイン岬の謎 (創元推理文庫 104-13)
(1959/10/08)
エラリー・クイーン

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