fc2ブログ

今日の読書 ドッペルゲンガー宮/霧舎巧

『新・新本格もどき』を読んで、最終話になるもどきに作者本人のシリーズを使っていたのに、私は知らなかったので、もどきものではなくきちんとした作品も読んでおこうと言う事で、あかずの扉研究会シリーズに手を出す事にしました。

あかずの扉研究会という、北澤大学に存在する研究会、新本格ではミステリ研究会を舞台にする事が結構ありますが、それの延長線上にあるせっていですね、名探偵がいたりしますし、6人のメンバーがかなり濃い目のキャラ設定になっていますし。

もともと、作者が読みたいと思うような新本格の作品を狙って書かれただけあって、ガッツリと新本格だなぁと。

話の基本ラインはいわゆる、アガサ・クリスティの誰もいなくなった型の事件と、狙って作られた奇妙な館、それに多くの要素を詰め込めるだけ詰め込みましたという形ですね。

特にラスト付近では詰め込んだ感がこれでもかこれでもかと出てきます。

改めて初期の新本格ミステリだなぁと思うと同時に、ミステリでは散々マニアが出てきて、こういうのは過去作でどうこうとか、これは小説ではなく現実だからどうこうとかが沢山出てきますが、こういうある種のお約束でなりたっているジャンルのものなんだよなって。

改めてアキバレンジャーのメタさ具合とマニア視点と共通するものを感じるという、全然関係ない感想が思い浮かんできました(苦笑)
ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ (講談社ノベルス)ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ (講談社ノベルス)
(1999/07/06)
霧舎 巧、辰巳 四郎 他

商品詳細を見る
関連記事

テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ドッペルゲンガー宮 霧舎巧

ゴシック様式の尖塔が天空を貫き屹立する、流氷館。 研究会のメンバー6人が訪れたとき、満天驚異の現象と共に悲劇は発動した。 20世紀最後の新本格派、霧舎巧が島田荘司氏の推

コメントの投稿

非公開コメント

No title

最初に読んだとき「なんてユニークで面白いのだろう。」と思いました。
だから、シリーズ化されてると分かったときには、とてもうれしかったです。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

Re: No title

トラックバックさせていただきました。
設定にしろ展開にしろ、詰め込めるだけ詰め込んだなぁという感じですよね。
シリーズをこれから読み進めようと思うのですが、楽しみになっています。

おまけ

カレンダー
01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -
最新記事
最新トラックバック
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

茶留蔵

Author:茶留蔵
心身ともに不健康で知性が大いに不自由な社会不適合者

タグ
おまけ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター
現在の閲覧者数:
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
義援金募集
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして
検索フォーム
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

RSSリンクの表示
ニューリリース
メタル
QRコード
QR
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる